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2020年5月号

 食をともにする、ということは人間にとって特別な意味を持っている。家族や職場の同僚との日々の食事、久しぶりに会う旧友との食事、仕事の相手先との契約がかかった大事な食事、生涯の伴侶と出会う見合いの席の食事、旅先で招かれた思いがけない食事など、われわれは食事を通してさまざまな人々と対面し、時を共有する。食事は人々の出会いの時を演出し、親密な関係を確認させ、壊れかかった関係を修復し、新たな関係を作る大きな力を持っている。食事がなければ、人々はこんなにも頻繁に出会うことはないだろうし、向かい合って話をすることもないだろう。それはとても不思議なことだと私は思う。なぜなら、人間に近縁な霊長類は食をともにするということはめったにないし、これほど多様な仲間と顔を付き合わせることもないからだ。
山極寿一「食というコミュニケーション」より
<※コロナ感染防止のため、食をともにしながら、向かい合って話す機会が、極端に減っています。 学校が再開されたとしても、向かい合って、給食を楽しく味合うことはできないかもしれません。 今回、「習熟」を特集テーマに組んでいます。考えてみれば、私たちは給食を毎日一緒に食べることを通 して、仲間とのコミュニケーションを取り方を学び、習熟していったのかもしれません。 当たり前にくり返していたことがなくなることで、何を失うのかも考えておくことが必要なのです。  (荒井)
    CONTENTS   最新号全体はこちら 
◇特集 なぜ「習熟」させることが大切なのか◇
習熟を図るための学習システム     加藤英介・・・ 2
子どもたちの幸せにつながる習熟活動  宮本 哲・・・ 4
大人になって初めてわかる?!
〜成果の見える化で楽しく習熟〜     岸本ひとみ・・ 6
今こそ「習熟」の価値を問い直すとき   堀井克也・・・ 8
「習熟」こそ、学力研の底力       吉田雅直・・・・10
 ◇特別掲載
学びを止めない〜Zoom例会の勧め〜  荒井賢一・・・・12
◇連載◇
「どの子も伸ばす」を本気で考える○19
 「意欲格差」に負けない!公立小学校へ 岡本美穂・・14
授業力・教師力の守破離
  「理科授業における守破離」       荒井賢一 ・・・16
学力研実践とは何か 〜源流から探る
〜 百ます計算とは何か(一)         深澤英雄 ・・・18
「先生のための学校」誌上 開校       久保 斎 ・・・20
全面改訂「算数習熟プリント」
【B4版(大判)・B5版】紹介       金井敬之 ・・・・・22
局長・常任委員長だより                ・・・・23

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