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2020年12月号

 子どもの帰った放課後の教室に、その日接した子どもたちの顔を思い浮かべてみよ。
 Aはほめた、Bは叱った、Cには本を読ませた。Dにはお使いをたのんだ。Eには学習の手助けをしてやった。けれども、きょう、Fには何をしてやったであろうか。Hには何をしてやったのであろうか。私からきょう一日、一度もふりむかれことばをかけられなかったFやHは、きょうどんな心で学校から帰って行ったのであろうか。そして明日、どんな心で学校へ出てくるのであろうか。
 私は毎日、もっともっとこんなふうに反省し、自戒しなければならない。そして自分自身を訓練しなければならない。
 毎日、どの子の心にも、暖かい教師の心をふれしめなければならない。そして全体の子どもに、「先生は誰でも可愛がっているのだ」という、安心と喜びとを与えてやらなければならない。
斎藤喜博『斎藤喜博全集 第1巻 教室愛・教室記』(1973.1国土社)

CONTENTS 全体はこちらパスワードが必要です。
◇特集『今年度中にやっておきたい学力づくり・学級づくり』◇ 
「教師の在り方を見つめなおす」                 杉田 聖輝・・2
「学力づくりと学級づくりのやりたいことと、
    やるべきことと… 〜結局、ストレス発散と漢字〜」  岡   篤・・5
「子どもたちに問いを持たせる授業で学力づくり」      島本 政志・・8
「コロナ禍の今だからすること 笑顔・みんなで・習熟」   井上 佳和・・10
「今年中にやっておきたい学力づくり、学級づくり」     井川 有香子・・12
「千里の道も一歩から ―「書くこと」について考える―」 丸小野 聡暢・・14
◇連 載◇
「どの子も伸ばす」を本気で考える連載
  意欲格差」に負けない!公立小学校へ         岡本 美穂・・16
 変化する時代に対応する授業力・教師力
  個の力、グループの力をかけあわせる授業       荒井 賢一・・18 
学力研実践とは何か〜源流から探る〜
  鉛筆の持ち方(二)                      深澤 英雄・・20
「先生のための学校」 誌上 開校              久保  齋・・22 
講座報告
先生のための学校・オンライン参加者の学びと感想    荒井 賢一・・24
『算数だいじょうぶドリル』                  金井敬之・・27       
局長・常任委員長だより                          ・・・・29
学力研カレンダー                              ・・・・30

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