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2025年6月号

「必要ない努力は捨て、結果につながる努力のみを厳選し、集中する」
これは、私が人生で得てきたものを振り返ったときに、やっと明確にすることができた人生訓です。
 つまり、多くの人が、
「自分はどうなりたいのか?」
「何を手に入れたいのか?」
ということを考えずに、目の前にきた物事にがむしゃらに努力をしているので、自分の望む方向に人生を動かすことができないのです。
※井上裕之『努力の選び方』(2015フォレスト出版)より。

 目の前にきた物事にがむしゃらに努力している人には、頭が下がります。
 ただ、がむしゃらな努力が、成果につながらなかった場合、「努力したけど無駄だった」と思ってしまうかもしれません。みなさんの努力が、自分の望む未来につながれば、「努力したからできた」と思えるでしょう。
 今月の特集は、「自信がつく努力のさせ方」です。(荒井)

        CONTENTS   全体はこちら pdfファイルです。
◇特集 自信がつく努力のさせ方◇
西洋薬ではなく漢方薬で                       加藤英介・・ 2
努力する行動、心を育てる                      宮本 哲・・ 4
「こつこつ」と取り組む姿勢を身に付けるためにできること   鈴木基久・・ 7
百マス計算で「努力が成果に結びつく」経験を          吉田雅直・・ 9
めあてをもって努力する                        根無信行・・11
自信がつく努力のさせ方
      〜子どもも、保護者も成長していく〜         岸本ひとみ・・13
◇連載◇
「どの子も伸ばす」を本気で考える80
        「意欲格差」に負けない!公立小学校へ    岡本美穂・・15
考える力をつけるための授業の組み立て方㉒       
    参観授業で全員参加させる手立て            荒井賢一 ・・17
社会科(歴史)授業力アップ講座㉙   
    ホンモノを見る                         深澤英雄 ・・19
宮口幸治著『境界知能の子どもたち』(SB新書)の紹介    金井敬之 ・・21
春の先生のための学校・第3回の報告              福島 尚・・23  
局長・常任委員長だより                        ・・・・・・・・・25
学力研カレンダー                           ・・・・・・・・・・26