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2021年8月号

 大阪市立木川南小学校の久保敬校長が大阪市長に直接問いかけた「提言」が注目を集めています。緊急事態宣言中のオンライン学習を基本とした判断を「子どもの安全・安心も学ぶ権利もどちらも保障されない状況をつくり出している」と批判しています。その提言書の一部を紹介します。
 子どもたちが豊かな未来を幸せに生きていくために、公教育はどうあるべきか真剣に考える時が来ている。(中略)本当に子どもの幸せな成長を願って、子どもの人権を尊重し「最善の利益」を考えた社会ではないことが、コロナ禍になってはっきりと可視化されてきたと言えるのではないだろうか。
(中略)グローバル化により激変する予測困難な社会を生き抜く力をつけなければならないと言うが、そんな社会自体が間違っているのではないのか。過度な競争を強いて、競争に打ち勝った者だけが「がんばった人間」として評価される、そんな理不尽な社会であっていいのか。誰もが幸せに生きる権利を持っており、社会は自由で公正・公平でなければならないはずだ。
 「生き抜く」世の中ではなく、「生き合う」世の中でなくてはならない。そうでなければ、このコロナ禍にも、地球温暖化にも対応することができないにちがいない。
久保敬『大阪市教育行政への提言』(2021.5.17)

 やらなければならないことはたくさんあるけれども、大切なのは、目の前にいる子どもたちが安心して、楽しく学校に来ることだと強く感じました。そのために自分ができることを考えていきたいです。(李)

CONTENTS     全体はこちら。パスワードが必要です。
◇『2学期に向けての取り組み』◇
単学級での1学期を過ごし、2学期に向けて          井上佳和・・2
「語彙を増やす指導」と「語彙を増やす学習の日常化」    鈴木基久・・4
理科×ICT 〜今始めればちょっと違う〜            加藤英介・・6
「読書の虫」を育てたい!                     堀井克也・・8
〜2学期に向けて〜 気になる子へのアプローチ      岸本ひとみ・・10
良い授業とは 〜授業づくりの視点〜             丸小野聡暢・・12

◇連載◇
「どの子も伸ばす」を本気で考える連載㉞
   「意欲格差」に負けない!公立小学校へ        岡本美穂・・13
変化する時代に対応する授業力・教師力(最終号)
   新たな自分を見つけるために橋をかける        荒井賢一・・16
学力研実践とは何か
   〜源流から探る〜基礎学力実態調査(二)      深澤英雄・・19
「先生のための学校」 誌上 開校              久保齋・・21
局長・常任委員長だより                          ・・23
学力研カレンダー                             ・・24

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