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2023年12月号

 最近私の勤務する地域で、新しい教育の方向性が策定され、パンフレットが配布されました。その中に「子どもは有能な学び手であると理解する」という一節があります。なるほど、まずは子どもの学び手としての能力を信じるところから始めよう…ということだと受け止めました。そして、読みながら、斎藤喜博の『授業入門』の一節を思い出したのです。それはこのような文章でした。

「私は、子どもを信頼することは、どんなに信頼してもよいと思っている。教育でだいじなことは、子どもは、どの子でもよい子だと思ってやることだ。」(国土社『授業入門』29ページ)

 時代が移り変わり、教育を取り巻く環境が大きく変化しても、変わらずに大切であり続けるものがあります。一方で、短期間に様々な新しいものが、新たに学校教育に組み込まれてきています。 教育における不易なものと流行のもの…受け止め方は、もしかしたら十人十色なのかもしれません。しかし我々教師は、自らの教育実践に対して無責任であってはなりません。私たち一人ひとりの教師は、それをどう受け止め、消化し、目の前の子どもたちへと伝えていくべきなのでしょうか。(堀井)  
CONTENTS  全体はこちらです。
◇特集 私にとっての不易と流行◇
教育における不易と流行について              吉田雅直・・ 2
変化していくことが不易の本質である            丸小野聡暢・・ 4
学力づくり実践での不易と流行
  〜遅れがちな子のつまずきと向き合う〜        図書啓展・・ 5
学校にある自分にとっての不易と流行           根無信行・・ 7
「不易」と「流行」について考えたこと            鈴木基久・・ 9
「つながりを求める心」に応えるICT活用         堀井克也・・11
◇連載◇
「どの子も伸ばす」を本気で考える62
   「意欲格差」に負けない!公立小学校へ       岡本美穂・・14
考える力をつけるための授業の組み立て方
   語彙を増やすための授業の導入を          荒井賢一 ・・18
社会科(歴史)授業力アップ講座
   素材研究                         深澤英雄・・・21
学力研 第十七期 先生のための学校(オンライン)
   第三回報告                         李詩愛 ・・24
局長・常任委員長だより                    ・・・・・・・・・・25
学力研カレンダー                        ・・・・・・・・・・26

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