2025年8月号

 6月14日に「ICT教育を考える学習会」が行われました。GIGAスクール構想下での授業づくり・学級づくり・学力づくりについて話し合いました。初等普通教育段階でのデジタル化は子どもたちの全面発達にとって有害であり、それは初等普通教育の死を意味するといった問題提起が挙がりました。
 ノルウェー科学技術大学のミアー教授は、「手書きで文字を学ぶには時間と労力がかかりますが、 脳の成長には苦労が必要です。文字を覚えるには手書きが一番ですし、指の細かな運動や感覚を必要とすることで、脳を学習状態に開いておくことができます。キーボードやタブレットでは、脳の活動が最小化され、学習効果が高まりません。」と述べておられます。
 ICTの在り方が問われている今、学力研はノート指導のよさや重要性を今後さらに発信し続けなければならないという結論に至りました。そこで、今月号の特集は「書くことを大事にした取り組み」というテーマで、たくさんの実践を紹介しています。ぜひ2学期からの取り組みのご参考にされてください。

    CONTENTS    全体はこちら pdfファイル
◇特集 「書くことを大事にした取り組み」◇
「自分の考えが書けない」と学習が深まらない         鈴木基久・・2
視写することで学力をのばしていく                十川康彦・・4
書くためのスタートアップ                      加藤英介・・6
書くことの意味と意図を考えながら指導する重要性     福島 尚・・8
「書く」ことでつながる活動                     十川瑠都・・10
子どもたちが納得感をもって取り組めるノート指導      古東秀一・・12
◇連載◇
「どの子も伸ばす」を本気で考える連載82 
  「意欲格差」に負けない!公立小学校へ          岡本美穂・・14
考える力をつけるための授業の組み立て方㉔
  語彙を増やすための授業の組み立て方②         荒井賢一・・16  
「伊丹学力研」サークル活動報告                 前田昌彦・・19
新井紀子著『シン読解力』(東洋経済新報社)の紹介    金井敬之・・21
局長・常任委員長だより                         ・・・・・23
学力研カレンダー                             ・・・・・・24
※深澤先生と久保先生の連載は、都合により休載させていただきます。

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