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2023年5月号

 最初に頭に浮かんだことに固執するタイプはニート化しやすい。
 学校で職員室に呼ばれた。そんなとき最初に頭に浮かぶことといえば、あまりよいことではないはずである。理由がわからないときは、誰でも悪いことを連想するのが普通だからだ。(中略:荒井)
 職員室に呼ばれて「成績が下がったのか」と最初に考えたのなら、違う可能性も考えるように意識してみるのだ。「クラスのことで尋ねたいことでもあるのかな」とか「よい知らせでもあるのかな」と、できるだけ悪くない可能性を一緒に考えるようにしてみる。
 そうすれば、必要以上にビクビクすることもなくなる。気持ちに余裕が出てくるので、違う環境への対応力も出てくる。(P.100)
和田秀樹『ニート脱出〜不安なままでもやれる事とは〜』(扶桑社2005.4.30)

※「職員室に呼ばれた理由は何だろう。5つ以上考えてみよう。」
というように、自分にマルチ発問をしてみるといいのです。
 答えを最初の1つで止めてしまうから、最初の悪い発想から離れられなくなってしまうのです。
 考えてみると、学校という場は、マルチ発問をするのにふさわしい場です。
家で一人きりで考えていても、1つ2つしか浮かばないことも、クラス全体で考えると、10も20も出てくるわけです。マルチ発問こそがふさわしい学校という場で、一つしか答えが出ないような問いばかりを出すというのは、もったいないことです。(荒井)

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◇特集 考える力をつけるための授業づくり・学級づくり◇
考える力をつける方法(物語、説明文)            宮本 哲・・ 2
「考える」について考える
   〜「たつじんテスト」で気付いたこと〜          鈴木基久・・ 4
考える力をつけるための国語の授業づくり         吉田雅直・・ 7
考えるための「材料」にたくさん出会う            根無信行・・ 9
0からのスタート                         加藤英介・・11
各教科の「思考力」を伸ばすために             堀井克也・・13
=考える力をつけるために=
  『間』と『ゆとり』を生み出す                 岸本ひとみ・・16
◇連載◇
「どの子も伸ばす」を本気で考える連載55
  「意欲格差」に負けない!公立小学校へ        岡本美穂・・18
温故知新の授業づくり
GW明け・5月からの授業づくり授業づくりの要諦   荒井賢一・・21 
社会科(歴史)授業力アップ講座
「社会科教科書研究」(教科書の構成を知る)       深澤英雄・・24
「先生のための学校」 誌上 開校              久保齋・・・26  
局長・常任委員長だより                         ・・28
学力研カレンダー                          ・・・・・・29

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