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2024年7月号

 「聞く」は、相手を大切にすること
 「この頃、子どもたちは話聞けへんなぁ」。これは職員室で交わされる常套句です。家庭環境の影響だと言う人もいる。確かにそういう面はあるだろうけれど、それだけを原因にしてしまったら、私たち教師は責任逃れをしているに過ぎないと思うんですよね。(中略)
 「聞く」という経験をしていない子どもは、聞くことが苦手です。家の中で怒鳴り合う声やののしる言葉が飛び交っていたら、聞くどころか耳も心もふさいでしまいますよね。教室でも「先生が話を聞け聞けとうるさいから、聞いてやろうか」と耳を傾けたところへ、「早くしなさい」、「分かりましたか」とか、怒鳴る声しか届かなかったら、「二度と聞くものか」となってしまいかねません。(中略)
 「聞くことは相手を大切にすること。ひいては自分が大切にされることです」。時間がかかって回り道になっても、あきらめず私は繰り返し繰り返しこの言葉を子どもたちに伝えます。 松森俊尚「街角の共育学―無関心でいない、あきらめない、他人まかせにしないために」(2020.8株式会社現代書館)
1学期も残りわずかとなりました。夏休みに入る前に一度、ご自身の学級をふり返ってみてください。そのときに今月の特集記事が先生方のお役に立てれば幸いです。(李)
        CONTENTS   全体はこちらです
◇特集 特集「1学期のしめくくり◇
テストで「できるかも!」を増やす               加藤英介・・2
学級開きの原点に立ち戻る                  丸小野聡暢・・4
夏休み前だからこそ できること               堀井克也・・6
 
◇連載◇
「どの子も伸ばす」を本気で考える69
   「意欲格差」に負けない!公立小学校へ       岡本美穂 ・・8
考える力をつけるための授業の組み立て方
   動画視聴と気付きの発表で授業を組み立てる   荒井賢一 ・・10 
社会科(歴史)授業力アップ講座 押
   教材研究Α                        /実英雄 ・・ 13  
局長・常任委員長だより                            ・・15
学力研カレンダー                               ・・16
第65回全国フォーラムのお知らせ                    ・・17
※久保先生の連載は、都合により休載させていただきます。

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