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2023年11月号

理学療法士の佐々木賢太郎氏が、平成29年の講演で次のように語っています。
「歩くと長生きできるということについて多方面で研究が進んでいます。その中で、1日の平均歩数が多いほど脳卒中や心臓病などで死亡する危険性が減り、さらに1日当たりの歩数が1000歩増えるごとに6〜10%減少、1万歩に増やすと死亡する危険性は46%減少するという結果が報告されています。」
 一方で、歩くことによって、転倒(つまずく)場合もあるのです。
「転倒・転落による事故の死亡率20.4%は交通事故の死亡率14.6%よりも高く、転倒の半数以上は「つまずき」によって引き起こされています。」
 佐々木氏は、このつまずきを科学していきます。
「ヒトは、支える足と振り出す足の動作を交互に繰り返して歩きます。その、振り出す足のつま先が下に向かって振り出されるときに「つまずき」が起こることが解りました。通常、足が振り出されるとき、床とつま先の距離はおよそ1.5cm、これが0cmになると「つまずき」が起こります。このつま先の高さは膝の曲がり方に影響され、膝の曲がり方は地面を蹴ることで大きくなります。」
 つまずき(転倒)を防止するためには、地面をしっかりと蹴って、膝を上げることが大切なんだそうです。そのためには、足指の柔軟性と筋力が大切になってくるのです。(荒井)

CONTENTS  全体はこちらpdfファイルです。
◇特集「子どもたちのつまずきを科学する」◇
「できない」を科学する〜分析・手立て・教材化〜       吉田雅直・・ 2
子どもの意識改革と教材研究でつまずきを小さくする    宮本 哲・・ 4
つまずきを科学する                          根無信行・・ 6
『算数文章題が解けない子どもたち』のアセスメント
    「たつじんテスト」から分かったこと           鈴木基久・・ 8
問題行動への気付きと対応                   加藤英介・・12
つまずきを科学する                        岸本ひとみ・・14
「忘れ物が多い子」のつまずきを科学する           堀井克也・・16
◇連載◇
「どの子も伸ばす」を本気で考える61
    「意欲格差」に負けない!公立小学校へ       岡本美穂・・19
考える力をつけるための授業の組み立て方
    今の学びが未来の自分を助ける             荒井賢一・・21
社会科(歴史)授業力アップ講座
    素材研究◆                         深澤英雄 ・・23
学力研 第十七期 先生のための学校(オンライン)
     第二回報告                         吉田雅直・・25 
局長・常任委員長だより                            ・・27
学力研カレンダー                        ・・・・・・・・・・28

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